🇷🇸 セルビア在住の撮影コーディネーターがサポートします

セルビア在住の日本人コーディネーターが、ロケ手配・許可取得・少人数ロケまで、日本基準でサポートします。

前田明子(ベオグラード在住20年)

セルビアおよび旧ユーゴ地域を中心に、リサーチ・撮影・許可取得・同行まで一貫して対応するコーディネーターです。
複数国をまたぐ越境取材を得意としています。

また、EUドローン資格を保有しており、ドローン撮影を含む幅広い映像ニーズに対応、日本の制作会社からご依頼をいただいています。

対応言語🇯🇵 日本語 🇷🇸 セルビア語 🇬🇧 英語
ドローン資格種類A1/A3、A2(EU共通)
使用機種DJI Mini 4 pro、Mavic 4 pro
運営サイトセルビア旅行の情報サイト(SerbianWalker.com)

最近の主な実績

2025年BS TBS「憧れの地に家を買おう」アテネ
2024年BS TBS 「憧れの地に家を買おう」サントリーニ
2024年NHK 「グレートネイチャー」ブルガリア

→ コーディネート実績はこちら

現場の感想

今回は私(ディレクター)1名だけで行ったのですが、現場では前田さんにも撮影を担当してもらいました。おかげで、余裕を持って撮影できました。

またこちらの要求を先回りして動いてくれたのでとても助かりました。

セルビアで撮影するなら、安心して任せられるコーディネーターさんです。

セルビアの撮影許可について(必要な申請・日数・料金)

① 許可が必要となるケース

セルビアは撮影しやすい国ですが、以下では文化省・市・施設側の許可が必須です。
行政の返答が読めないことも多いため、1カ月前の申請が必須ラインです。

エリア必要日数注意事項
街中2~3週間カメラ1台でも対象
カレメグダン要塞2週間~歴史保護区域
空爆跡ビル3週間~(日時指定)政府関連施設
空港・鉄道・バスターミナル2週間~必ず許可が必要
教会・博物館・市場2週間~公共の乗り物も必要

※ただし、ごく短時間の軽い撮影であれば、現場の状況を見て判断することもあります。

② 撮影許可の料金(目安)

セルビアはヨーロッパの中で最もコストが低い国のひとつです。

  • 街中の撮影:150ユーロ前後(文化省手数料)
  • 博物館:無料〜低額
  • 修道院:寄付程度の場合あり
  • 市の管理地:無料が多い

セルビア基本情報

時差日本より–8時間(夏は–7時間)
通貨セルビア・ディナール(RSD)。(ユーロをお持ちください)
電源C/Fタイプ・220V
通信日本の撮影では海外用wifi持参が多い。
気候春・秋が最も撮影向き。冬は曇天が多い傾向。
治安問題無いが、スリ・置き引きに注意。
言語英語は若者中心に通じる。許可申請はセルビア語が必須。

ロケで押さえるべき“セルビア特有のポイント”

  • 日曜・祝日は店が閉まる(ロケ注意)
  • 冬は日没が早い(季節に注意)
  • 役所はメールより電話が早い
  • 突然の交通規制がある(デモが頻発)

セルビアが撮影で“使いやすい”と言われる理由

セルビアは、日本の番組制作で求められる「ヨーロッパの街並み × 市場 × 田舎風景 × 山岳エリア」が首都近郊から1〜2時間圏内にまとまっている、撮影効率の良い国です。
また、旧ユーゴスラビアの文化や歴史的背景が色濃く残り、東欧らしい雰囲気とバルカン特有の力強い景観を一度に撮影できる点も特徴です。

  • ベオグラード:街歩き/市場/旧ユーゴ文化が残る路地
  • ノヴィサド:歴史地区 × カラフルな街並み
  • スメデレヴォ・ゴルニミラノヴァツ:昔ながらの村・田園風景
  • タラ国立公園:山岳地帯 × 深い谷 × 自然
  • 修道院群:中世の雰囲気と石造建築

ドローン撮影について(セルビア)

Q. セルビアでドローン撮影は可能ですか?

A. 可能です。
セルビアでは、EU規格に近い運用ルールが採用されており、商用撮影では事前調整が必須です。
EUのライセンスを持っているコーディネーターが同行することで、安全に遂行することができます。

Q. 市街地や観光地で飛ばせますか?

A. 市街地は原則NGで、案件ごとの個別調整が必要です。
教会・政府関連施設周辺、空港半径5kmは飛行禁止です。

Q. コーディネーターにドローン撮影を依頼できますか?

A. 可能です。
DJI Mini 4 Pro / Mavic 4 Pro を運用できるため、外部オペレーターを雇う必要がありません。

Q. 追加料金は必要ですか?

A. コーディネート料に「ドローン撮影オプション(100~200ユーロ)」を上乗せする形で対応しています。
(外部オペレーターに依頼した場合は、約400~600ユーロ掛かります)

Q. リサーチ段階での動画送付は可能ですか?

A. 可能です。
日本語の指示に対応し、ロケハン動画・空撮イメージを現地から迅速に送付できます。

撮影時の注意点(現場経験から)

  • 冬は日没が16:00 前後
  • 日曜日は多くの店が休み
  • 市民の撮影耐性が高い(顔出しに寛容)
  • 街で人の顔が映る撮影も問題なし
  • 治安は比較的良好、夜の撮影も相談可能

セルビア撮影が安心して進められる理由

セルビア在住20年の日本人コーディネーターが、現地の文化・行政・交渉事情まで把握した上で直接サポートします。

旧ユーゴ地域は国ごとに

  • 行政手続きの慣習
  • 担当者の対応スピード
  • 許可の取り方
  • 現場でのNGポイント
    が大きく異なります。

セルビアを熟知した日本人が入ることで、日本側の意図を正しく伝え、現地でもスムーズに通る手配が可能です。

セルビアは他国と比べても撮影許可が取得しやすく、文化省の街頭撮影(約150ユーロ)以外は無料〜低額の施設が多いため、全体の撮影コストを抑えやすい国です。

許可が必要な場合は、「どこに、いくら、何日必要か」を明確に提示し、透明な見積もりで対応します。

リモートロケやディレクター1名での少人数ロケはもちろん、複数名のロケチームにも柔軟に対応

  • 事前リサーチ動画の撮影
  • 現地での追撮
  • インサート対応
  • ドローン運用(Mini4 Pro / Mavic 4 Pro)

を同一コーディネーターがワンオペで行えるため、別途カメラマンやドローンオペレーターを追加する必要がありません。

人数の多い通常ロケの場合も、日本語の指示でその場で追加カットを撮れるため、現場の判断が早く、スケジュールのロスが出ないのが強みです。

セルビアだけでなく、
🇹🇷トルコ、🇬🇷ギリシャ、🇧🇬ブルガリア、🇦🇱アルバニア、🇭🇷クロアチア、🇷🇴ルーマニア、🇸🇮スロベニア、🇲🇪モンテネグロ、🇲🇰北マケドニア、🇧🇦ボスニア、🇽🇰コソボ 各地に信頼できる日本人コーディネーターのネットワークがあります。

そのため、

  • 複数国を巡る旅番組
  • 国境越えの取材
  • 近隣国の追加ロケ

などにも 一つの窓口でシームレスに対応可能です。

撮影可否・許可の相談だけでもお気軽にお問い合わせください。