
北マケドニアは、オフリド湖・マトカ渓谷・石橋・旧市街など、自然と歴史が非常に濃い国です。
少人数ロケ・ドローン空撮・地方移動が多い番組に特に向いています。
セルビア・ブルガリア・アルバニアからの国境越えロケも組みやすいため、複数国を巡る撮影に最適です。
🇲🇰 現場経験から分かる、北マケドニアの撮影許可について

北マケドニアは、周辺国と比べて 撮影許可が比較的不要で、現場判断で進めやすい国 です。
これまでのロケ経験から、以下のような特徴があります。
① 市街地の撮影は許可不要(小規模ロケ)
- 歩きながらの撮影
- スタラ・チャルシヤ(ムスリム地区・バザール)
- 店舗前のインサート撮影
などは 許可不要で、ほとんどの飲食店ではその場で交渉ができます。
※ ただし市場内は許可が必要です。(1週間以内の取得)
実績:「体育会TV」「世界比べてみたら」にて撮影許可取得済み
② 鉄道駅・鉄道車内は「事前申請」で撮影可能
- 鉄道駅内
- ホーム
- 鉄道車内
は メール申請で許可取得可能。
スタッフの身分証明(パスポート)が必要になる場合があります。
実績:「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」にて鉄道の撮影許可取得済み
③ ドローン撮影:EUルール準拠で安全に運用可能
北マケドニアはEU非加盟国ですが、ドローン運用はEU基準(EASAルール)に近い運用が推奨されており、EUライセンス保持者への信頼度が高いのが特徴です。
ドローンはEU資格を持つ日本人コーディネーターが同行するため、安全性・法令理解・リスク管理の面で信頼できます。
マケドニアのコーディネーターについて
北マケドニアでは、セルビア在住の日本人コーディネーターが現地入りして対応します。
セルビアから空路・陸路共に移動がしやすく、スコピエ・オフリドなど各都市の許可取得やロケ準備もスムーズです。
また、ワンオペ撮影(コーディネーター+カメラ+ドローン)にも対応可能なため、リモート撮影・小規模ロケ・短期間ロケ・予算を抑えたい案件にも柔軟に対応できます。
撮影事情を熟知し、周辺国との国境越えロケにも慣れているため、セルビア・ブルガリア・アルバニアと組み合わせた複数国ロケにも最適です。
コーディネート料金の目安(北マケドニア)
- 日本人コーディネーター(通訳含む)
300 €/日 - 車両・ドライバー
車両+ドライバー:200 €/日 - ドローン撮影(Mini 4 Pro、Mavic 4 Pro)
ドローン運用:100€/日(コーディネート料金にプラス)
飛行申請が必要な場合、別途実費(市役所・公園管理局申請など) - 事前リサーチ・許可申請サポート
300 €〜(ロケ地数と難易度によって変動)
※国境越えロケの場合は、スケジュールに合わせて追加の移動費が発生します。
北マケドニア基本情報
| 時差: | 日本より–8時間(夏は–7時間) |
| 通貨: | マケドニア・ディナール(MKD)。ユーロをお持ちください。 |
| 電源: | C/Fタイプ・220V |
| 通信: | 日本の撮影では海外用wifi持参が多い。 |
| 気候: | 春・夏が最も撮影向き。冬は曇天が多い傾向。 |
| 治安: | 問題無いが、スリ・置き引きに注意。 |
| 言語: | 英語は若者中心に通じる。許可申請はマケドニア語が必須。 |
北マケドニア・主要ロケ地の魅力
スコピエ(Skopje)

歴史的建造物と近代建築が混ざり合う独特の街並み。
旧市街(スタラ・チャルシヤ)など、街歩き企画・インサート・食企画に最適です。
オフリド湖(Ohrid)

“バルカンの宝石” と呼ばれるほど透明度が高く、世界遺産の教会群が点在。
旅番組・ドキュメンタリーに必須級のロケ地。
その他、
- マトカ渓谷(Matka Canyon)
自然+アクティビティのロケに最適。
ドローン撮影の需要も高め(※場所により許可必要)。 - ワイナリー・山岳地域
北マケドニアはワイン生産が有名。
農村や山地ロケにも柔軟に対応できます。
など、自然+アクティビティのロケに最適です。
北マケドニア撮影でよくある質問(FAQ)

Q. 国境での機材申告は必要?
A. 日本の制作会社が 必要と判断した場合のみ、カルネ(ATA Carnet)を使用します。
北マケドニアや周辺国では、一般的な撮影機材の持ち込みで問題になることは少なく、カルネ提示を求められるケースも稀です。
ただし、
- 高額機材を大量に持ち込む場合
- 制作会社側が保険の都合で求める場合
- 次にEU諸国へ行く場合
は、日本でカルネを事前取得して持参することがあります。
普段のロケでは、カメラ・レンズ・ドローン程度であれば、国境で特別な申告なく通過できるケースがほとんどです。
Q. 英語は通じますか?
A. 観光地・ホテル・レストラン・市役所などでは、基本的に通じます。
一方で、地方の小さな商店やタクシーでは英語が通じないこともあるため、必要に応じてコーディネーターがサポートします。
Q. 支払い方法は?
A. レストランや店舗、ホテルでは、マケドニア・ディナールでの支払いが一般的です。
ユーロ払いになるのは、撮影関係の費用(車・現地スタッフなど)です。
カード決済は都市部では普及していますが、ロケでは現金(ユーロ)も持っておくと安心です。
北マケドニア撮影が安心して進められる理由
ローカルスタッフのみでは、許可判断・現場進行・追加撮影の柔軟性が不足しがちです。
セルビアから日本人が対応することで、日本式の段取り・トラブル対応・リサーチ精度が保証されます。

旅番組・食・文化・世界遺産企画は 2〜4名 が多く、ワンオペでリサーチ〜撮影補助〜ドローンまで対応できるため、制作費の圧縮+素材の確保 の両方が実現できます。
限られたロケ日程でも無駄がありません。
🇷🇸 セルビア / 🇧🇬 ブルガリア / 🇦🇱 アルバニア / 🇭🇷 クロアチア / 🇲🇪 モンテネグロ / 🇬🇷 ギリシャ / 🇷🇴 ルーマニア
など、周辺国にも連携している日本人コーディネーターがいます。
そのため、
- 複数国を巡る旅番組
- 国境越えの取材
- 近隣国の追加ロケ
など複数国ロケに最適 で、旅番組の導線としても効率的です。
撮影可否・許可の相談だけでもお気軽にお問い合わせください。