
ボスニア・ヘルツェゴビナは、歴史・文化・自然・宗教が交差する独特のロケーションを持ち、日本の旅番組・ドキュメンタリーで需要が高い国です。
セルビア・クロアチア・モンテネグロ・北マケドニアなど、周辺国を含む取材も多く、複数国を一括で進行できるコーディネーター がスムーズな進行を実現します。
また、コーディネーターは、EUドローン資格(A1/A3・A2)を保有しており、現地での安全運用と法令理解を踏まえながら、橋・渓谷・城壁都市など、ボスニアならではのダイナミックな映像撮影にも対応 できます。
🇧🇦 ボスニアの撮影許可について(必要書類・日数)

ボスニアは、世界遺産旧市街は厳しめ、街歩き・自然撮影は比較的撮りやすい という特徴があります。
EUとは制度が異なり、撮影許可も自治体レベルで判断されます。
① 許可が必要となるケース
| エリア | 許可 | 必要書類 | 目安日数 |
|---|---|---|---|
| モスタル旧市街 | 必要 | 企画書・日時等 | 3週間~ |
| サラエボ旧市街 | 必要 | 概要書・撮影内容 | 2週間~ |
| 宗教施設 | 必要 | 撮影目的・依頼文 | 2週間~ |
| 渓谷・自然保護区 | 必要 | 申請書・機材・人数 | 4週間~ |
| 一般道路・街歩き | 不要 | なし | 即日OK |
| ドローン | 場所により必要 | 自治体 (運用ルールはEUに準拠) | 2週間~ |
ボスニアのコーディネーターについて
ボスニアでは、セルビア在住の日本人コーディネーターが現地入りして対応します。
セルビアから空路・陸路共に移動がしやすく、サラエボ・モスタルなど各都市の許可取得やロケ準備もスムーズです。
また、ワンオペ撮影(コーディネーター+カメラ+ドローン)にも対応可能なため、リモート撮影・小規模ロケ・短期間ロケ・予算を抑えたい案件にも柔軟に対応できます。
撮影事情を熟知し、周辺国との国境越えロケにも慣れているため、モンテネグロ・セルビア・クロアチアと組み合わせた複数国ロケにも最適です。
コーディネート料金の目安(ボスニア)
- 日本人コーディネーター(通訳含む)
300 €/日 - 移動・宿泊費
実費 - 車両・ドライバー
車両+ドライバー:220 €/日 - ドローン撮影(Mini 4 Pro、Mavic 4 Pro)
ドローン運用:100€/日(コーディネート料金に追加)
飛行申請が必要な場合、別途実費(市役所・国立公園管理局等) - 事前リサーチ・許可申請サポート
300 €〜(ロケ地数と難易度によって変動)
※国境越えロケの場合は、スケジュールに合わせて追加の移動費が発生します。
ボスニア基本情報
| 時差: | 日本より–8時間(夏は–7時間) |
| 通貨: | コンバーティビルナ・マルク(KM)。ユーロをお持ちください。 |
| 電源: | C/Fタイプ・220V |
| 通信: | 日本の撮影では海外用wifi持参が多い。 |
| 気候: | 春・夏が最も撮影向き。冬は曇天が多い傾向。 |
| 治安: | 問題無いが、スリ・置き引きに注意。 |
| 言語: | 英語は割と通じる。許可申請はボスニア語が必須。 |
ボスニア・ヘルツェゴビナの主要ロケ地の魅力
モスタル旧市街(スタリ・モスト)

世界遺産の石橋と川の色が唯一無二。旅番組で定番の撮影スポット。
サラエボ旧市街(バシュチャルシヤ)

オスマン文化とヨーロッパ文化が重なるロケーション。歴史番組に最適です。
宗教施設(モスク・教会・シナゴーグ)

多宗教国家ならではの対比を描くことができます。
ネレトヴァ渓谷

川沿いの絶景が多く、ドローン・走行車両撮影に向いています。
ヤイツェ(滝のある城塞都市)

滝+街並みが撮れる珍しいロケ地。
ブラガイ・テッケ(断崖の修道院)

湧水の青さが際立つ、ボスニアを象徴する自然×宗教のロケ地。
国境移動のロケ(クロアチア/モンテネグロ連携)
複数国の補足映像が必要な日本番組に最適です。
ボスニア撮影でよくある質問(FAQ)
Q. 宗教施設での撮影は可能ですか?
A. 施設ごとにルールが異なるため、事前の可否確認が必要ですが、基本的に「モスク(イスラム教礼拝堂)」「シナゴーク(ユダヤ教会)」「キリスト教会」での撮影が可能です。
礼拝時間帯は撮影不可になることが多いため、進行管理を含めてサポートします。
Q. モスタル旧市街は混雑しますが、撮影できますか?
A. 早朝または夕方の時間帯が最も撮影しやすく、周辺の許可やドローン運用の可否判断もまとめてご案内します。
Q. クロアチアやモンテネグロと組み合わせた撮影は可能ですか?
A. はい、可能です。
国境移動のルート、移動時間、撮影申請を含め、複数国ロケを一つの窓口で進行できるのが強みです。
ボスニア撮影が安心して進められる理由

ボスニアでのロケは、多くの場合 クロアチア・セルビア・モンテネグロ への移動がセットになります。
各国の国境事情や移動ルートを理解したコーディネーターが日本語で進行することで、複雑なスケジュールもスムーズに組み立てることが可能です。
旧ユーゴ地域は国ごとに
- 行政手続きの慣習
- 担当者の対応スピード
- 許可の取り方
- 現場でのNGポイント
が大きく異なります。
そのため、ボスニア特有のルールを理解した日本人が窓口になることで、誤解なく、スムーズに現場が動く 点が大きな安心材料となります。

モスタル旧市街(世界遺産)、サラエボ中心部、宗教施設(モスク・教会)、自然保護区・渓谷など、申請先が分かれやすいロケ地でも、事前リサーチ・可否確認・許可取得まで対応。
「撮影しても良いのか?」を最速で判断できる体制 があるため、限られたロケ日程でも無駄がありません。
ボスニアは歴史都市だけでなく、ネレトヴァ渓谷・ボスニア山地・川沿いの街 など自然ロケも多い国です。
EUドローン資格保持者として、地形・風・混雑状況などを踏まえた 安全な空撮判断が可能 で、周辺国を含めた追加カットにも柔軟に対応できます。
ボスニアだけでなく、
🇷🇸 セルビア / 🇭🇷 クロアチア / 🇲🇪 モンテネグロ / 🇲🇰 北マケドニア / 🇬🇷 ギリシャ / 🇧🇬 ブルガリア / 🇦🇱 アルバニア / 🇷🇴 ルーマニア など周辺国にも連携している日本人コーディネーターがいます。
そのため、
- 複数国を巡る旅番組
- 国境越えの取材
- 近隣国の追加ロケ
などにも 一つの窓口でシームレスに対応可能です。
撮影可否・許可の相談だけでもお気軽にお問い合わせください。